どうも、めがねこ@meganecco_kanaです。
わたしは2018年現在、結婚して旦那のばぁちゃん家に住んでいます。
住み始めて2年が経ちました。結婚したのも2年前なので、最初からみんなと同居しています。
1年目は旦那・わたし・旦那のばぁちゃん・旦那の叔父(知的障害)の4人生活。
2年目は旦那・わたし・旦那のばぁちゃん・旦那の姉の4人生活に変わってます。
こんな環境の中、嫁として日々家事をこなしつつ仕事をしていましたが、実際できていませんでした。
仕事と家事の両立はできている!と思い込んでいたせいで体調を崩して仕事を辞め、家事も今は1人だけではできない状態。
うぬぼれていたせいで仕事と家事の両方をダメにしたわたしの失敗談を紹介します。
- 【嫁】を意識しすぎた
- 頼みかたを知らなさすぎた
- 自分でやった方が早いと勘違いしてうぬぼれてた
- 時間の使い方がヘタクソだった
- 休憩できてると思い込んでいた
- 家事も仕事もできない体になってしまった
- 人のせいにするのはとっても簡単
【嫁】を意識しすぎた
わたしは長男の嫁として嫁ぎました。
住んでいる地域は80過ぎの老人がウジャウジャいるところで、古臭い考えがまだまだ残る場所。
もちろんうちのばぁちゃんの見る目も厳しい。
生活に関わる全ての事は基本わたしが担当してました。
でもそもそもそれが間違い。
周りから言われる以上に自分のなかで『嫁として』っていう意識が強すぎて、力の抜きどころがわからなくなってしまってたように思います。
自分で自分の首を絞めることになったということですね。
頼みかたを知らなさすぎた
正直言って、わたしの置かれている環境はいいものとはいえません。
同居環境を見ればわかる通り『なんでこの構成で同居しとるの?』て思うはず。
80代のばぁちゃんは足が悪くとにかくワガママで物を粗末に扱ってすぐ壊す。
ろくに手も洗わずばぁちゃんが触るところはどんどん汚れていくw
なにかと問題を作ってきては、後始末は人任せ。
この年代全てがってことはないと思うけど、80代ってこういう人多いと思う。
旦那の姉はもうすぐ40だけど未婚。
家事は手伝ってくれるけど自分の都合でやったりやらなかったり。
なんとなく婚活中だけど本当に結婚を望んでいるのか疑問w
旦那とわたし、プラスこの2人なので生活するだけで大変です。
だけどこれは言い訳にならないと思う。
相手がどんな人でも、うまく動かす方法って必ずある。
それを今までの人生で必死に学んでこなかった自分が悪いと思っています。
手伝ってもらおうとお思えばできたはず。それをしなかった自分が悪いのです。
自分でやった方が早いと勘違いしてうぬぼれてた
人に頼むことができない人って、そもそも頼み方を知らないと思う。
全部自分でできると思い込んでいて、現実は真逆のパターンで余裕がない。
頼み方が上手な人は忙しそうにみえて実は余裕がある。
わたしは人に頼むよりも自分でこなした方が早く終わると思ってました。
というか本当は、頼み方が分からなくて怖かっただけなんだけど。
お願いしたいことがあるのに、相手がすぐそばに来ても行動にうつせない。
『悪いんだけどこれお願いできる?』『ちょっと手伝ってもらう事できる?』
これがスッと言えない。タイミング悪いかなとか考えちゃう。
あとお願いしても自分の思うとおりに相手が動いてくれないとイライラしてた。
相手は自分の奴隷じゃないし、思うとおりに動かしたいならそのように細かく説明すればいいだけの話。
お願いするっていう行為を、わたしはものすごく簡単にとらえていたし勘違いしてた。
色んな意味でお願いするのが怖かった。
頼むことが苦手な人って臆病なんだなって気づきました。
仕事の時の方がまだ人に頼めてたと思うけど、上手ではなかったです。
時間の使い方がヘタクソだった
わたしの勤め先は調剤薬局でした。
病院に隣接してて処方せんを持ってくところありますよね。そこです。
病院に隣接している薬局って、休憩時間が病院と一緒の時間帯になるので長いんです。
だから昼休憩になるとたいがいの人は家に帰ります。わたしもそうだった。
2~3時間くらい昼休憩があるから、スーパーに寄ったり洗濯物しまったり晩御飯の支度をする時間に使ってました。
結局それで昼の時間が潰れるのに。
わたしは時間ができると有効に使おうと思って色々詰め込んじゃう癖があります。
けどそれは有効活用ではなく何も考えずに詰め込んだだけ。
それを有効活用だと勘違いしています。本当の有効活用は余裕をもってやること。
1週間のうちの数回ならいいけど、それを毎日のようにやってました。
休憩の為に家に帰るのに、家でも時間いっぱい働いてる。
1時間くらい休憩タイムをつくってたけど、その休憩タイムを確保するために焦ってやってたから疲労困憊で休憩にはいってました。
そういうところで自分の体へ無意識にストレスをためていってしまってた。
時間を有効的に使うっていうのは、『時間いっぱい詰め込む』ってことじゃないって反省しました。
時間をうまく使えない人は、自分を過大評価している人だと思います。
休憩できてると思い込んでいた
上に書いたように、休憩らしい休憩はとれてなかったです。
自分の中では取れてると思ってたけど。
休みの日でもそう、洗濯も休めばいいのにやってたし、主婦の場合は毎日献立を考えないといけない苦痛もある。
献立だって、たまにはみんなに考えてもらうことだってできたけどしなかったし。
今思えば旦那はわたしが休息をとれていない事に気付いてたけど、言ったところで本人が気づかなきゃ意味がないのは分かってたので様子を見てくれてましたね。
たまに『もうちょっと手抜いたら?』って言われてました。
職場でも、基本的に任された仕事は直ぐに終わらせてました。
いい事なんだけど、その間休憩をちゃんと挟んだかといえばNOです。
家でも職場でもダラァーっとグダグダする時間を作る努力をしなかった。
家では『ばぁちゃんの目があるから』って理由で休息をとらず。
確かにそうだけど、『たまにはいいや!』って開き直る勇気はなかったです。
結局ばぁちゃんを悪者にして、自分は被害者ぶってたように思います。
家事も仕事もできない体になってしまった
こんな生活を送っていたので体にかかる負担は半端じゃなかったみたいです。
めまいが頻発するようになるし、眼精疲労もひどくなるしでPCを見ると吐き気がする。
それでも頑張ってたら日の光も蛍光灯の光もダメになって外に出られなくなりました。
1週間休みをもらって寝ていましたが時すでに遅し。
結局仕事を続けられなくなって辞めて、家事も旦那と姉にしばらく任せる形になってしまいました。
こんな事になるのであれば、もっと前から頼ればよかったって反省しかなく。
なってしまったものはもう仕方がないので、おなじ過ちを繰り返さないように行動を改めなければって思いだけでした。
人のせいにするのはとっても簡単
わたしが体を壊してしまった理由は、正直この環境にもあります。
だけどそれだけではなくて、この環境に順応しようとしなかった自分にも責任はあると思っています。
周りのせいにするのはとっても簡単なことで、そうすれば自分は悪くないと思える。
でもこの世に100%どちらかが悪いなんて言えるものは無いってわたしは断言できます。
もっと自分をちゃんと見ていたわってあげればよかった、そう思います。
自分に優しくできる人だけが、周りにも親切な対応ができる。
自分を虐める人は、周りの人に対しても同じことをする。
それを思うとわたしはこれからの人生で、自分をいたわることを第一に考えて生きていきたいと思いました。
会社と家族に迷惑をかけてしまったけれど、体調を壊さなければ気づけない事だったので、体調も含め今の環境に感謝しています。
今現在大変な思いをしている人がいたら、いったん手放す勇気を持ってほしいなと思います。
わたしみたいに手遅れになる前に。