めがねこ(@meganecco_kana)です。
ここ半年、自分の人生が特にに目まぐるしく動いていて、その流れに毎日必死で食らいついている状態が続いています。
自分では、わたしの人生の中で今が1つの大きな分岐点なんだなと捉えていて、発生する出来事に対し、真剣に向き合うように意識して日々暮らしています。
また、これまで自分が行ってきたことに対する答え合わせの時期に入ったのかなとも感じています。
これまでわたしがわたしの人生を一生懸命生き抜く中で、「失敗」や「成功」というものに対し、自分自身の捉え方や向き合い方が大きく変わりました。
そしてその考え方が変わったことによって、肩の荷が降り、気持ちが楽になり、自分の人生に迷いがなくなってきています。
自分の中に強い意志が根付きましたし、そのおかげで辛い中でも幸福を感じて生きられるようにもなりました。
今回は、何度も同じ失敗を繰り返してしまう人、失敗が怖くて行動できない人に対して、なぜ失敗は発生するのかというお話をしたいと思います。
失敗はなぜ起こるの?
みなさんは、「失敗」というものがどういう現象なのか、なぜ起こるのか、何をもって「失敗」とされるのか考えたことってありますか?
ちなみに「失敗」を辞書で引いてみると、
・物事をやり損なう事
・方法や目的を誤って良い結果が得られないこと
という風に説明されています。
やり損なうってことはつまり、目的をおこなう機会を失ってしまうって感じですかね。
そしてもう1つは「方法」や「目的」を誤って良い結果が得られないこと。
こういうのって難しく書いてあってイマイチ分かりにくくないですか?w
なぜ失敗が起こるのか、わたしはこう考えています。
1.自分のキャパ・レベルを誤認しているから
まず1つめは、自分自身が自分のキャパ・レベルを誤って認識していることにあると思います。
例えば何かやらなければいけない事があったとして、自分の頭の中ではこれくらいの時間でできるだろうと考えていたのに、いざやってみると思ってたより時間が掛かってしまったこと無いですか?
わたしは結構あったし、今でもあります。
これって自分のレベルを自分自身が把握出来てないってことの現れなんですよね。
つまり自分が自分自身を誤認しているんです。
何度も同じ失敗を繰り返してしまう人は、自分自身を過大評価・もしくは過小評価していて、自分の正しいレベルを判断できていません。
そのため自分が誤った認識で自分を判断していることに気づかず、結果、同じ失敗を何度も繰り返すという。
コップから水が溢れているのに、いつまでたっても気づかないようなものですね。
やりたいことがあっても怖くて出来ない人も同じ。
自分の実力を自分自身が誤認していて、勝手に出来ないと決めつけてしまっているのが原因です。過小評価してしまっています。
両者とも、自分自身を正しく認識できていません。
自分を過大評価していた為に失敗し、その失敗が怖くて今度は自分を過小評価してしまう。その連続で失敗に対して消極的になり、負のスパイラルに落ちてしまいます。
で、世の中の大半の人はこのように考えることができていません。
「思ったより時間がかかっちゃったなぁ~、まぁ終わったしいいや」
「これ面倒くさいなぁ、嫌だなぁ~疲れた。。」
自分の判断ミスがあったにも関わらず、このように思うだけで、なぜそうなったかを自分自身に対して追及しません。
今までわたしもそうでしたし、そこまで考えたことなかったです。
だからいつまでたっても成長することができず、問題解決につながらないんです。
2.問題・課題を正しく判断できていないから
1は自分自身を誤って認識しているという自分の内側に対する判断力ですが、今度は自分の外側に対する判断力の話です。
- 小さな問題だと思って放っておいたら、実は大きな問題で取り返しがつかなくなる。
- ほんのちょっと目を離したすきに、手の届かないところに行ってしまって何もできない。
このようなことが起こるのは、その人自身がその「問題」「課題」を正しく判断し、認識することができていないからなんです。
これは自分自身のことを誤認している事と密接に関係しています。
なぜかというと、自分自身を正しく判断できていれば、自分の頭の中で認識している自分のレベルと、実際の実力に誤差がなくなるからです。
自分自身のレベルを正しく認識できていると、そのレベルの目で目の前の「問題」「課題」と対峙することになりますよね。
正しい目で見ることで、今の自分のレベルで対処できる物なのかどうか、正しく判断することができるようになるんです。
3.失敗の原因を自分の外に求めてしまうから
失敗が起こる原因の最後は、
失敗した本人が、その失敗の原因を自分ではない誰かor何かのせいにしてしまうということ。
人間だれしも自分の失敗を認めたくないという意識が働きます。
これは人間として自然なことです。脳が危機的状況だと察知すると、自然と自分の体と心を守ろうとするからです。
だからこれは人間として正常な働きですし、これ自体は別に悪いことではないと思います。
問題なのは、その自然な防衛本能に身も心も従いっぱなしで、自分の言動を振り返ろうとしないところにあります。
この自分の言動を振り返ることが、1番大切です。
何か失敗をして、これまでの自分の言動を振り返るという事は、
1度苦しんだ問題にもう1度触れるということ。
それってすごく辛いしキツイ作業です。
自ら進んで傷口に塩を塗る作業をするんですから。
怖い・辛い・痛い・悲しい・虚しい、などなど心にも体にもハードな事をしなければいけません。
このポイントこそ、失敗し続ける人と成功に向かう人との分かれ道なんです。
ここで恐怖に負けず、自分自身の過ちを認めたり振り返ったりできる人は、次から同じ失敗を繰り返さなくなります。
なぜならば、自分と向き合うことで自分の今のレベルとキャパを正しく把握できるようになるから。
逆にそれができず、失敗の原因を自分の外側に責任転嫁する人は、いつまでたっても成長できません。
自分はできていると思い込み続け、正しく自分を認識することができないから。
誰かのせいにしたり、環境のせいにしたり、はたまた別の何かのせいにしたとしても、
その行動を選んだのは自分自身の意志です。
そこに自分の言動に対する責任というものが発生します。
自分の責任を果たすことができるのは、ほかの誰でもない自分しかいません。
親でも無理です。夫や嫁、恋人、友人でも無理です。
120%自分にしかできませんよ。
【まとめ】思ってる以上に人間は不完全です
失敗は、自分自身を誤認し、その誤認した目で物事を判断しようとするから発生します。
これまで生きてきた人生の中で自信を付けてきたことがあっても、何の役にも立たない事って沢山ありませんか?
これは自信がある!って事でも、社会に出たら何倍も上手くできる人がいて恥ずかしい思いをしたり、悔しい思いをすることもわたし自身沢山ありました。
そしてわたしもそうでしたが、自分のことを「できている」と無意識に思い込んでいる人って結構多いんです。
これが本当に危険で、この無意識が悪さをして、変なプライドになって凝り固まってしまったりするんです。
それが自分自身を盲目にし、正しい目を育てる機会を奪ってしまうんです。
そしてみなさんにとても大切な事をお伝えしておきます。
人間はみんな不完全です。完全にはなれません。
どんなに素晴らしい人でも、完全で完璧な人なんて絶対存在しません。
できる人は失敗の数が少ないだけで、失敗が0なわけではないんです。
失敗を無くすことは不可能ですよ。
だから自分が失敗するのも、誰かが失敗するのも、生きていれば当たり前。
というか、それが生きているって事だと思うんです。
生きる=どれだけ失敗と向き合えるか
という風に今のわたしは捉えています。
なので失敗をしてはいけないとか、失敗を負担に捉えている人がいれば、それは間違いです。
生きていれば失敗は一緒に付いてきますから、離すことはできません。
もし周りに、「俺・私は失敗したことがない」なんて言う人がいたら、
あ、コイツ馬鹿だな。
って心の中だけで思っておけばいいのです。口に出してはダメですよ。
なので自分を過剰にできる人間だと判断したり、過小に判断したりするのではなく、
人間みんな不完全で、完璧な人はいないんだという事を念頭に、人生を生きていけばいいと思いますよ。
そしてそういう楽な状態で、1~3を意識していけば、絶対に失敗の数は減っていきます。
わたしという承認がいますので。