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ライフスタイルの雑多まとめ

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義父母|夫の家族|義理の家族と同居解消しました(2)

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めがねこ(@meganecco_kana)です。

 

前回からの続きです。前回記事はこちら。

www.kusomeganechann.com

 

同居解消に怒る祖母

夫の祖母は、自分以外の人間を自分の奴隷だと思っています。

そのため何でもかんでも人にやらせ、自分は何もしません。

祖母の口から語らずとも、お前ら先に気づけよってスタンスです。

 

わたしがこの家に嫁いできてから、祖母のことは夫とわたしが世話していました。

祖母は自分の娘ではなく孫と孫嫁に世話してもらうわけですから、やはり自分の自由にはしずらい環境。

それは夫もわたしも重々承知なので、

 

「何か困っていることはないか?」

「必要なものや欲しいものはないか?」

「どこか連れて行って欲しいところはないか?」

「食べたいものはないか?」

「何かあればいつでも言ってくれ」

 

などなど、普段からなるべくこちらからアプローチをかけるようにしていました。

なるべく要望には応えていましたし、わたしに言いにくいことは夫伝いに言うなどして3年半何とかやってきていました。

 

まぁ結局のところ、孫夫婦に世話してもらっている以上わがままが言えないため、

実の娘に世話をしてもらいたいとずっと思っていたはずです。

そりゃ普通そう思いますよね。

そしてようやく実の娘(姑)が一緒に暮らしだし、わがまま放題言えるとおもった矢先、1か月も持たずに姑も舅も出て行ってしまった。

祖母からしたら是が非でも食い止めたいはずです。

自分の自由がなくなりますからね。

姑が出ていく日、祖母はワンワン泣いていました。

「こんな年老いた母親を残して出ていくのか」

「一緒に暮らしていけばいいじゃないか」

まぁ気持ちはわかりますよ。ウソ泣きだとしても本心もまじってるでしょうし。

ですが姑は無視して出ていってしまいました。

 

姑も祖母がウソ泣きしていることは分かっているからです。

 

祖母は真っ先に我々孫夫婦を攻め立てるようになり、

「おまえらがお母さんとお父さん追い出した!!」

「お母さんも泣いとったじゃないか。なんで追い出すんだ!」

 などなど、毎日どなられ言うことを聞かなくなり、まるで駄々っ子でした。

祖母に対し夫の堪忍袋の緒が切れる

とはいえ現実は厳しいもので、それでも生活は続くのです。

祖母が言うことを聞かなくても、世話するはずの姑と舅が出て行ってしまったのだから、我々が世話するしかないじゃないですか。

 

祖母と叔父の衣食住の提供は毎日続くのです。

そして姑と舅が出て行って1か月が経った頃、我が家で事件が起きました。

 

夫が仕事から帰ってきて、その日は仕事着をすぐ洗濯して乾かさないといけなかったため、お風呂場の乾燥機を使って干していました。

晩御飯を済ませ、2階でゆっくりしていると夫のスマホに着信がありました。

電話をかけてきたのは祖母です。

 

夫が電話に出ると、叔父をお風呂に入れさせたいが洗濯物が邪魔で入れないとのこと。

 

叔父は知的障害がありますが、障害者枠で働きに出ています。

働きに出ると言っても、昼の14時~16時までの2時間だけの軽作業です。

 

祖母は「早く風呂に入らせて寝させんと明日の仕事に響く」と言うのですが、

仕事に響くも何も朝ゆっくり寝れるし、仕事も2時間だけじゃんって話で。

 

ちなみにこのやりとりが起こったのは夜の20時頃。

叔父の仕事は毎日14時からなので、寝るのが遅くなったとしても十分睡眠は取れます。

 

じゃあ夫はというと、毎朝4時起きの5時には家を出ていきます。

夫からしたら洗濯ものを急いで乾かして早く寝たい。

そんな時に祖母から洗濯物を風呂場から出せという電話がくる。

 

夫に対する祖母の嫌がらせです。

 

ハッキリ言って叔父は今すぐお風呂に入らなくても問題ありません。

最悪朝起きてからお風呂に入る時間も十分ありますし。

叔父も知的障害はありますが穏やかな人で、こうしてねと言えば従ってくれます。

 

夫は祖母に、そんなに急がんでも別に大丈夫だと伝えて電話を切りました。

すると祖母は廊下に出てきて階段の壁をバンバン叩き、夫とわたしの名前を叫び続けました。

 

その瞬間、夫の形相が一気に変わり、風のような勢いで1階に降りると祖母に怒鳴り始めました。

祖母も夫に食って掛かり、怒鳴り声が家中に響き渡ります。

さすがにヤバイと思い、わたしも1階に降りると祖母は、

 

もう嫌だ!!わたしも息子も殺してくれ!!

 

と我々に言い出しました。ですが我々夫婦は2人して、

 

死ぬなら自分で勝手に死ね!!俺らを巻き込むな!!!

 

と言い返しましたw

自分で死ぬ勇気も無く、死ぬときでさえ人の手を借りようとする。

どんだけ根性ないんだよ。

ギャーギャーわめく祖母に夫の中の何かがプツンと切れたようで、

 

もうこんな家知らん!!ぶっ壊れればいい!!!

 

と言ってリビングの扉をボッコボコに殴り始めました。

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頭に血が上っていて殴り続けそうだったので、すぐに止めましたが。

 

扉事態むちゃくちゃ硬い素材ではなかったですが、夫の両手こぶしは血だらけでパンパン。

さすがにゾッとしました。

わたし自身そんな状態の人の手当てなんてしたことなかったですし、

もう怖いのと手が大丈夫か不安なのと色々で手足の震えが止まりません。

水で濡らしたタオルで夫の手を泣きながら押さえることしかできませんでした。

ごめんねとわたしに言う夫に対し、わたしもごめんねとしか言えません。

夫の姉が祖母を追い出す

結局夫は右手小指の付け根を骨折し、手首も痛めました。仕事にも行けません。

殴ったのは夫自身なので自業自得ですが、なぜこの家は上から順番にここまでわがまま放題なんだと本気で嫌気がさしました。

もう人生が嫌になるというか、何をやっても救われない気持ちに夫婦でさいなまれていました。

 

事態を知った夫の姉が姑に対し、

弟夫婦から祖母と叔父を引き離し、姑が責任もって自分の母親と弟の面倒を見ろと話を付けてきました。

姉自身、このままでは我々夫婦が本気で自殺してしまうんじゃないかと恐怖にかられたそうです。

子供が親に迷惑をかけるのは分かるが、親が子供に迷惑をかけるのはただのクズ。

 

さすがにここまでひどい状況になってしまって、姑も舅も受け入れざるをえなくなったようです。

事件が起きた2日後、朝から祖母と叔父がいない事に気づき、おかしいなと思っていたら姉から話を聞かされました。

 

祖母と叔父をこの家から追い出したから、2人ともゆっくりしろと。

祖母とも親とも話したり会ったりしたくないだろうし、何か伝えることがあれば私が向こうに伝えるからと言ってくれました。

家族の縁を切ることにする

夫・わたし・夫の姉と話し合った結果、

もう向こうの人間とは関わらない方がいいという結論に至りました。

 

これまでやれることは全てやってきたし、夫もわたしも悔いはない。

それでも向こうの人間は何も変わらなかったのだから、もう手の打ちようがない。

せめてやれることがあるとすれば、我々が耐えてきたのと同じ生活をしてもらうこと。

それで向こうの人間が変わっていくようなら、その時どうするか考えようという事になりました。

 

ちなみに、もちろんですがわたしの実家は一切このことを知りません。

今も家族全員で暮らしていると思っています。

この先も言うつもりはありませんし、夫もわたしも墓場まで持っていく覚悟でいます。

 

そういうところにも迷惑がかかるという事を、夫の家族は全く分かっていません。

 

もう関わりたくないから、こっちの家にある荷物全部さっさと持って行って、二度とこの家に足を踏み入れないでくれと夫は向こうの人間に伝えました。

 

そっちが苦労しようが、こっちが苦労しようがもう関係ない。

それぞれ自分の行動の結果に責任をもって生きていけばいいと。

 

そんなこんなでこの家から我慢のできない人間がいなくなったのでした。

 

残念ながらまだまだ話は続きます。